糖尿病って1型という症状がある

1型糖尿病は糖尿病の一種であり緊急を要する症状を示すものです。
比較的低年齢で発症する事が多い事から小児糖尿病と呼ばれる事もあります。
直接の原因はわかっていませんが、一般的には自己免疫異常から発症すると言われています。
インシュリンは膵臓中のβ細胞によって生成され、ブドウ糖をエネルギーに変えていきますが、何らかの理由でβ細胞が破壊されると膵臓は脂肪をインスリンの代用として使い始めます。
インスリンの生成が極端に減少するか完全にストップするわけですから、体内に取り込まれた糖は行き場を失ったまま蓄積していきます。

そうして糖尿病の諸症状が次々と起きてくるようになるのです。
具体的にはやたらのどが渇く・激やせする・頻尿になるといった具合です。
一方脂肪はインスリンの代役としてどんどん膵臓に消費されていきますので体が徐々に痩せていくのと同時にケトン体という成分を新たに生成して血液を酸性化していきます。
このまま放置すると体各所の機能低下を引き起こし昏睡状態に陥っていきます。
最悪のパターンを回避するためにインスリンを体外から常に補給していかなければなりません。
食事療法や飲み薬ではもはや効果を期待しにくくなりますが、悪化させないためには必要な対策です。

こうした事からインシュリン依存型糖尿病と呼ばれる事もあります。
1型糖尿病は他の重篤な合併症を引き起こす事もありますので、注意が必要です。
糖尿病は代表的な合併症を3つ保有しています。
その1つは糖尿病性腎症・網膜症・神経症などですが他には心筋梗塞・甲状腺疾患などがあります。

基本的には全身にくまなく発症すると思って間違いありません。
三大合併症と呼ばれる代表的な合併症のほとんどが慢性化しやすくなりますので平行しての検査や治療が必要となります。
逆にこれらの諸症状をすでに保有していると糖尿病になりやすいとも言えます。
自分でインスリンを注射しなければなりませんが、子供でも簡単に注射できるペン型が開発されるようになった事とインスリン治療という概念が定着したことから、かつてほど怖い病気でなくなりました。