糖尿病は糖の代謝が悪い事にある

糖尿病の原因は暴飲暴食・不規則な生活習慣であるというのが一般的に理解されている事ですが、実は体内で直接的要因と言われる現象が起きていたのです。
体に取り込んだ栄養成分がアミノ酸を生成してから糖に変わった後インスリン機能によってエネルギーに変換されていきます。
インスリンが様々な要因で生成されなくなると、糖の消費が追いつかずに体内に蓄積されていきます。
いわゆる糖代謝異常が引き起こされている状態となります。

糖代謝異常によって過剰に増えた糖は尿と一緒に体外へ排出されていきますが、エネルギー源として利用できないとなるとインスリン生成やエネルギー変換などの機能に関与していた膵臓は、その代償として脂肪酸を使ってエネルギー生成をし始めます。
肝臓が誤作動を起こし脂肪酸や糖をケトン体という成分に変換させるのですが、同時に血液をどんどん酸性化させていってしまいます。
ケトン対が異常発生して酸性化した状態が2型糖尿病という事になります。
そのまま放置させていれば必然的にⅠ型へ進行していきますが、自覚症状をほとんど伴わないために気がつきません。
糖尿病性ケトアシドーシスという成分が生成されていきますので、血液はますます酸性化していきます。

こうなると緊急治療が必要になってきます。
この状態になってようやく腹痛・食欲不振・頭痛・異常なのどの乾きといった症状が発症し始めます。
糖尿病者には独特の体臭があり入浴しても消えないと言われてしまう事が多いのですが、その原因を作っているのはケトン体なのです。
ケトン対は排出も変換もされずに体内にずっと残っているままですから、独特の体臭は糖尿病が完治しない限り消失しません。
暴飲暴食が直接の要因ではないものの悪化に一役買っている事は間違いないので、食事療法を中心とした自宅療法などで健康体へ近づける工夫は必要です。
インスリンは不足もしくはほとんどない状態に陥ると血液の酸性化が進行していってしまうので、血糖値をこれ以上上昇させないために、強制的に体外から注入する事になります。