中高年だけ注意すればいいわけではない糖尿病

糖尿病は40代すぎたら要注意の病気であり生活習慣病にも名前を連ねていますが、実は若い世代にも拡大している事がいくつかのデーターで明らかにされています。
小児糖尿病という分野もできているほどです。
教育番組では、糖尿病と診断された子供たちを対象にした医療情報番組を連日放送しています。
検査法や治療法もここ数年で著しく進歩しているので、いたずらに不安がる必要はありませんが、やはり多くの人に関心をもってもらい最低限の基礎知識を持つ事は大切な事です。

実際に全国での糖尿病保有率は予備軍も含めて2015年現在で2000万人を突破しているわけですから、自分だけは無関係とは言えなくなっているのです。
世界で見ていくとアフリカでさえ全土で1000万人に手が届きそうな勢いで糖尿病Ⅰ型人口が増え続けています。
アジア全体では1億人を超しています。

そうした意味で見ていくと日本はまだ割合が低いように思えますが、Ⅱ型すなわち初期段階で糖尿病に移行する危険区域にいる人の人口は急速に増加しているので、暗澹ともしていられません。
糖尿病を発症する直接的要因は、暴飲暴食や運動不足および不規則でフルストレスな生活である場合が多いのですが、必ずしもすべての人が必ず発症するわけではありません。
体質的な要素も要因の1つに加えられており、しばしば遺伝性を指摘する声も見聞きします。
どれも確実とは言い切れない部分もあります。

インスリン代謝異常がなぜ起きるかという事もまだまだ解明されていない部分も多々ありますので今後の研究に期待したいところです。
そもそも日本人の食生活は大変ヘルシーかつ質素なものでしたから、そこへアメリカ式食スタイルを導入すること自体が不自然であり、これこそ日本国内に糖尿病を量産させている直接的要因とも言えます。
ちなみに和食は世界で高い評価を受けており、健康のために和食を生活に積極的に取り入れている国もあるほどですから、我々日本人も伝統の食スタイルに誇りをもっと持っても良いのかもしれませんね。