薬局がしてくれる糖尿病の判断とは?

糖尿病は早期発見・早期治療がスムーズにいけば完治することも可能なのですが、現実は自覚がないまま検査を受ける事もなく、ひどい結果を招いてしまう事も少なくありません。
2013年度には、ついに予備軍も含めて2000万人を余裕で突破してしまいました。
この中には小児糖尿病も含まれています。

まさにメタボリックシンドロームやロコモティブシンドロームなどに次ぐ現代病・生活習慣病と言えます。
厚生省は定期検診や医療機関での受診を国民に働きかけましたが一向に減る様子もなく、実際に検診を受けた人の数は2割程度をキープしている有様です。
このペースで糖尿病予備軍および当事者が拡大していけば、ただでさえ十分確保されているとは言えない国の医療費ではまかないきれなくなるという懸念もあるため、国が2010年度以降の新規プロジェクトとして打ち出した“糖尿病診断革命“が、解決への糸口になるのではないかという事で大いに注目を集めていますし期待もされているのです。
このユニークなネーミングで始まった試みがどのようなものかと言いますと、近隣の薬局で糖尿病検査を無料で受けられるというものです。

これにより重症化しない段階で医療機関受診に拍車をかける事を目的にしています。
近年の研究の成果もあって検査技術は躍進を遂げていますから、予備軍もしくは初期段階での受診と治療が進めば、多くの人が悲惨な結果を招く事無く完治する事も夢ではないのです。
新規に開発された検査機器は指先に機器を当てるだけでごく少量の血液を採取し、わずか数分で結果をはじき出すという画期的なものです。
子供でも簡単に扱えるものであると言うことでも人気を集めているものなのですが、現段階では東京大学・NPO法人ADMS・足立区薬剤師会らによる共同研究事業の一環として東京都の一部と徳島の一部の地域という、わずか20カ所でのみ実施されている程度にとどまっています。
”HbA1c 測定”とも呼ばれている検査法が良い実を結び糖尿病患者の激減につながっていけば、いずれ全国にも波及していくことでしょう。